宅建を受ける人は多くいらっしゃいます。
不動産業に従事していない方も多く受験していますが、その理由は多種多様です。
何が目的で皆さん受けているのでしょうか?
今回は不動産業の従事者以外の人が宅建試験を受ける目的を紹介したいと思います。
受験のリベンジ
これは受験に失敗してしまったもしくは、家庭の事情等で進学できなかった人が資格試験でリベンジすると言うものです。
宅建に限らず、法律系の資格は受験資格がないものが多いです。
弁護士も予備試験さえ受かってしまえば、ロースクールに通う必要もありません。
ボケ防止
宅建試験をよく受ける層は30代が最も多くなっています。
しかし、下は小学生から上は80代までと非常に幅のある試験となっています。
日本は少子高齢化ですから、その例に漏れず何年受ける層は高齢化しています。
宅建試験はその性質上重要な不動産という財産を守る知識を得ることができますから、騙されると言うリスクを減らすことができるのです。
また、勉強することで理論的に物事を考えることができるようになったり、記憶力を高めることができます。
これは非常にボケ防止に良く公民館に行っても資格勉強をしている高齢者の方は意外と多くいらっしゃいます。
その中でも難易度も程よく、教材も豊富にある宅建がよく見受けられます。
年間20万人も受ける資格試験ですからね。
手始めに始めるにはもってこいの資格と言えるでしょう。
暇つぶしに
これは大学生がよく行います。
大学生の夏休みは非常に長いのです。その間アルバイトや旅行等にも行くのですが、それでもまだまだ時間が余るのが大学生。
暇つぶしに資格勉強をすると言う人も少なからずいるのです。
宅建をよく受けるのは法学部ですね。
法律がメインの資格でもありますから、当然と言えば当然かもしれません。
宅建から行政書士そして、さらに上の資格へとステップアップして行く人もいます。
行政書士でストップすることが多いですがw
法学部とは言え共通している法律は民法ぐらいですので、法学部でないからといって不利になるわけではありません。
たしかに、初めは法律用語の意味さえわからない状態かもしれませんが、1ヶ月もすればすぐに覚えます。
逆に法学部だから、あまり勉強しなくても受かるだと高を括っていると落ちます。
宅建は語学と違い使わなくなっても一度受かっていればいいのですから、短期的な目標として設定しやすい傾向にあります。
ですから、大学生等が夏から猛勉強して取ると言うことはよくあります。
暇つぶしでも、役に立つことをするというのはなかなか賢いですよね。