LINEとみずほフィナンシャルグループは5月27日、「LINE Bank設立準備株式会社」を設立したと発表しました。2020年度中に新銀行の設立を目指します。
準備会社の資本金は20億円。LINEの金融子会社「LINE Financial」が51%、みずほ銀行が49%を出資します。両社は18年11月に共同出資による準備会社の設立に合意していました。
両社はメッセンジャーアプリ「LINE」の月間8000万人を超えるユーザーベース、ユーザーインタフェースと、みずほ銀行が培ってきた銀行業におけるノウハウを活用。「LINEとリンクした、親しみやすく利用しやすい“スマホ銀行”」を提供し、銀行をより身近な存在にしていくとのことです。具体的なサービス内容などは決定次第告知するとしています。
LINE Financialは、野村ホールディングスと共同出資で「LINE証券」準備会社を設立しています。こちらも出資比率はLINE Financialが51%、野村ホールディングスが49%と、LINE側が過半出資しています。
LINEとみずほ銀、“スマホ銀行”設立へ始動 「LINE Bank」準備会社を設立- 記事詳細|Infoseekニュース
LINEが金融事業会社「LINE Financial」設立 仮想通貨やローン、保険など
LINEは1月31日、新会社「LINE Financial」の設立を発表しました。モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」に続いて、金融事業領域をさらに強化するとしています。
LINEの発表
新会社をベースに、「LINE」上で仮想通貨交換や取引所、ローン、保険といった金融関連のサービスを提供する準備を進めているとのこと。仮想通貨事業関連に関しては、既に金融庁への仮想通貨交換業者登録のための手続きを開始しており、審査中となっています。
LINEが金融事業会社「LINE Financial」設立 仮想通貨やローン、保険など - ねとらぼ
LINEの金融業はうまく行くのか?
うまく行くと思います。
LINE Payをうまく軌道に乗せたので、あとは楽天やYahoo!のようにポイントで囲い込めば勝ち。
LINE Payはうまくやりましたねぇ。PayPayと渡り合っていますが、個人的にはLINE Payの方が多く使っています。
楽天は電子マネーもPayもクレカも銀行も証券もあるので、金融業では最強レベルになっていますが、ここを崩そうとLINEとYahoo!が猛攻を仕掛けています。
Yahoo!はポテンシャルは高いんですが、なんか足りないんだよなぁ…
ともかく、LINEには期待ですね。