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銘柄のスクリーンツールとして有用な情報はこれだ!投資家が見るべき5つの情報

フィルターは、投資対象としては不適切な企業を排除するために投資家が使用するスクリーニングツールとして定義されており、財務上および事業運営上の指標で構成されています。

以下は、投資家が使用すべき5つの重要なフィルターです。

■ 1. 損益

成長のための投資をしているかどうかです。

新たな投資をすれば突然利益は減ります。それが何年後かに投資分以上に成長していればよいのですが、投資家目線では成功するかどうかわからない投資をしていて、利益を全く出さない、配当を出さない企業は魅力が低いと判断されてしまいます。

しかし、最近はインカムゲインよりもキャピタルゲインを狙ったほうが儲かることが多いことから投資を優先している企業の銘柄を狙うこともあります。

その辺りは自分のスタイルに合わせて判断していくと良いでしょう。

■ 2. フリーキャッシュフローが継続的に赤字

フリーキャッシュフローの赤字が続いている企業は、通常業務で外部からの資金調達に依存しています。

これは要注意信号で、投資家が気付かなければならない特徴です。

通常、フリーキャッシュフロー創出の一貫性を判断するために、平均5年間のフリーキャッシュフローデータを使用します。

キャッシュフローがかつかつで、火の車状態の企業はビジネスモデルに何かしらの問題があることが多く、現状維持が精一杯であることが多いため、成長は期待できません。

■ 3. 負債水準の上昇

高水準の負債は、投資家が使用できるもう1つのフィルターです。

これは、DEレシオ(デットエクイティレシオ、負債資本倍率)使って、または利息負担倍率(営業利益を支払利息で割った数値)を調べることで測定できます。

DEレシオが50%を超えていると、これは通常危険な企業と言えます。

負債はない方がいいに決まっています。しかし、ソフトバンクや楽天などのように短期間で大きな会社に成長するためには多額の有利子負債を抱えなければならないのもまた事実。

その辺りは、経営者の力量を正確に把握することが大事です。

■ 4. 買収による成長

会社の最近の歴史を研究することによって、投資家は、その会社が主に自社の力で成長してきたのか、または買収により成長してきたのかを推測することができます。

新たに買収された企業をグループに統合するには時間とリソースが必要であるため、買収企業のリスクは高くなります。

また、そのような買収で対価を払い過ぎていたり、一部の買収は大失敗であることが判明すると、利益をさらに悪化させる可能性があります。

具体例を挙げると東芝ですね。原発事業の買収で高値掴みをして一気に会社が傾きました。買収は上手くいけば一気に成長できますが、失敗すると東芝のような大企業でも傾くことがあるリスクの高い行動だということです。

■ 5. 経営トップの頻繁な交代

トップマネジメント内で頻繁な交代が行われた時は危険信号!

経営陣の頻繁な交代は、会社のビジネスモデルに関する根深い問題があることを意味する可能性があります。

不適切な慣行やガバナンスの問題にも、注意する必要があります。

広報部長が変わったりした場合も危険信号。

ZOZOタウンが典型的な例です。

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